2012年12月15日土曜日

春日若宮おん祭


大宿所は、餅飯殿商店街の中にあります


神事の打ち合わせ中のようです。


   『お渡り式』で使う装束が並べられています。


 懸鳥:大宿所に飾られたお供え物です。


『御湯立の儀』を行う大釜。沸き立ってます。

奈良の師走を飾る春日若宮おん祭が、始まりました。                        
毎年12月15日から18日まで繰り広げられる、1136年から続く日本最古の文化芸能まつりです。
その昔、洪水飢饉に苦しむ民を優えた藤原忠通が、数々の芸能を奉納して若宮神をおまつりしたところ、天下が無事に治まったことに由来する行事だとか。王朝末期から続く神事や古典芸能が、ほぼもとのままの形で継承されているそうです。
大宿所で振る舞いの『のっぺ汁』をいただきながら、行事の説明が書かれたパンフレットを読んでいました…奈良に来て二十六年、はじめていわれを知りました f(^^;
17日正午からは、各時代の装束を身につけた人々を通観できる『お渡り式』が、奈良のメイン道路を通行止めにして行われます。この日、奈良市内の公立幼・小・中学校は午後からお休みになります。子どもたちはこの『お渡り式』を見物に出かけ、ふるさとの伝統行事を体感します。


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